2012年5月19日土曜日

福島の皆さん 子どもの甲状腺について

福島の皆さん、子どもの甲状腺について3割以上の子どもに異常が見られたものの「おおむね良好」と福島県が結果を出した、と聞きました。

しかし、今日(5月18日付)東京新聞では。このような特集が組まれています。(*写真はクリックすると拡大されます)



この結果の出る以前、1月16日の段階で、福島県立医科大学 放射線医学県民管理センター長、山下俊一は「日本甲状腺学会 会員の皆様へ」として、下記の通達を行なっています。


3割以上もの子どもに「のう胞」がみられる。これは「異常」以外の何ものでもありません。

私共ではヘレン・カルディコット博士にこの件についてコンタクトを行い確認いたしましたが、「これはとても怖いです。のう胞には悪性細胞が含まれている可能性があります。」とお返事を頂きました。

博士のお考えについては、以前にも、下記の通り、お伝えしました。

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ヘレン・カルディコット博士から

These children should not be followed up, all their lesions – cysts and nodules should immediately be biopsied to assess whether or not they are malignant. They are appearing very early, less than one year, and we would not normally expect them to appear for about 5 to 10 years, which means these children received a very high dose.
If they are malignant then they will need total thyroidectomies.
It is not normal at all for children to have thyroid nodules or cysts!

「この子供達は追跡調査をしてる場合じゃありません。のう胞や結節などの全ての異常は直ちに生体組織検査をして悪性であるかを調べるべきです。
こういった甲状腺異常が一年も経たないうちに現れるというのは早過ぎます。普通は5-10年かかるものです。これは、子供達が大変高線量の被曝をしたことを意味します。
もしも悪性なら、甲状腺の全摘出が必要です。
子供達に甲状腺結節やのう胞があるのは、全く普通ではありません!」

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また、他の方からも「福島の方から、結果のエコー写真がもらえないこと、親が検査に立ち会えないので同意書が必要な事、甲状腺学会から「二次検査の必要がないことを保護者に理解してもらうことと」と、山下副学長からおふれが出ていることを福島の人も知らないでいた」というものがありました。

子供たちは緊急事態です。一刻も早く、まともな医療のない地域を出られるべきです。子供たちの命を救うために、どうか、判断し避難してください。




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